メンタルケアってなに?病院となにが違うの?
ほとんどの方がそういう風に思われるのではないでしょうか?
ココでは分かりやすくそれぞれの特徴をご説明していきます。
「精神科」
精神科(精神神経科)は心の症状を扱う病院です。
うつ病や双極性障害、統合失調症のなどの精神疾患を治療していきます。
具体的な症状としては…
・不安
・いらいら
・落ち込み
・落ち着かない
などの気分的な症状から
・幻覚・幻聴・妄想などの認知症状
・眠れない…あるいは寝すぎてしまうなどの睡眠症状
・発達障害
などが精神科の対象となります。
主な治療法としては精神科医が薬物療法を行いながら、面接を通して人間関係の改善や社会適応能力の向上を目的とした支持や助言を行うというのが一般的です。
「心療内科」
一方、心療内科はというと精神症状や心理的要因から身体症状があらわれる「心身症」の治療を行うところです。
“心身症”とは…“心身医学の新しい治療方針”(日本心身医学会教育研修委員会編、1991年)において定められています。
身体疾患の中でその発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、機能的障害が認められる病態をいう。ただし神経症やうつ病など、他の精神障害に伴う身体症状は除外する。
ちょっと難しいですが簡単にいうと、心の問題が原因で身体に悪い症状がでた際に通う病院です。
・消化器系
・内分泌・代謝系
・呼吸器・アレルギー系
・神経筋肉系
・循環器系
など様々な症状があります。
主な治療法としては薬物療法を行いながら、面接を通して人間関係の改善や社会適応能力の向上を目的とした支持や助言を行うというのが一般的です。
堅苦しく書いていますが結局は…
精神科 → 投薬 + 面接 で精神面の不調を治療する
心療内科 → 投薬 + 面接 で身体面の不調を治療する
ですが最近ではどちらに受診しても幅広く対応している為、そこまで大きく間違えることはありません。
「メンタルケアサロン」
ではメンタルケアとはなんぞやと言いますと、決定的に違うのが「投薬治療をしない」という点です。
副作用や依存性などのリスクを考えたときにお薬には抵抗があるという方にオススメです。
メンタルケアカウンセラーが臨床心理の分野を基礎・応用として学習し、
相談者様からのお話しをしっかりと聴き、援助・助言・指導を行っていきます。
精神科・心療内科に通院しながらメンタルケアサロンに通うというのも一つの例だと思います。投薬していただいて、心に余裕ができたらゆっくりと時間を掛けてお話しをする。
または今飲んでいるお薬を減らしたい、やめたいという方にもオススメです。
上記の文章から薬物療法を否定しているように聞こえたら申し訳ないです。一番の目的は今悩んでいる方々が救われることです。ご自身の状況にあった専門分野を選択することが大事なことです。
まずは入口が分からなければ私たちメンタルケアカウンセラーがお話しを聴きます。
そしてその後は精神科に行くのが良いのか、心療内科に行くのが良いのか、ひとまずカウンセリングしてみてゆっくりしてみるのが良いのか一緒になって考えていきましょう!
メンタルケアサロン心の翼 筑紫野二日市店
メンタルケアカウンセラー 心家竜一