生涯未婚率は上昇傾向にあります…
生涯未婚率とは一度も結婚しないまま50歳を迎えた人の比率です!
2015年の時点では男性が23.6%、女性が14.1%となっております。
まずは男性目線で考えてみましょう。
現代では女性の社会進出が当たり前!いや、女性の活躍こそが企業躍進の鍵だ!
といったような性別問わずの能力主義の時代になってきました。
そのように働く女性が増えてきたとはいえ、まだまだ日本では男性が大黒柱として一家の生活を支えなくてはという風潮が残っているのも事実です。
問題はここです。男性も女性も関係なく能力によって働く時代!
…それは男女共に理解しているのに、「男性が大黒柱」という感覚はなかなか抜けないのです。
世帯主が男性に多いのも、ほとんどの家庭が結婚後の名字を男性側にするのも…。
そういう観点からも夫婦別姓は良い手段なのかもしれませんね。
まだ共働きで生活している間は良いのですが、女性は妊娠・出産で働きたくても働けない時期が発生してしまい、男性の心理としては「自分一人の稼ぎで妻と子どもを養っていかなければならない」といったプレッシャーを強く感じるのです。
今の時代、父親側の育休取得がしやすくなったり、「イクメン」などの言葉も広まり父親側が子育てに参加しやすい環境は昔と比べて格段に向上してますがそれでも間違いなく母親側に子育ての比重はあります。
そしてそれは男女ともに口にしなくても感覚的に頭にあるのではないでしょうか?
思うように収入が増えない上に税金もどんどん上がる中、家庭を持って家族を養うということが非常にリスキーなのです。
また私の経験談ではありますが、だいたいの周りの既婚男性は「結婚して良かった」とは言わないのです。
カッコつけているのか既婚男性のほとんどが未婚男性の前では
「結婚しない方がいいよ」
「顔色うかがって大変よ」
「結婚は墓場よ」
などとネガティブなことばかり言うのです。

これは未婚男性からしたら大きいです。それを聞いて本当に結婚がイヤになる方もいれば、それを聞いて結婚に踏み切れない自分を正当化する理由を得たと感じる方も…
もちろん、結婚の価値観なんて人それぞれですし、結婚が正解で未婚が不正解ということは絶対にないです。
ですが本当は結婚願望があるのに!あこがれているのに…
一歩踏み出せない方!何かを理由にして結婚から目を背ける方!…もったいないです!
妄想でもいいではないですか!
今現在お付き合いしている方がいる、いないに関わらずまずは結婚の魅力から一緒に考えてみましょうよ!