全ての人に影響を及ぼす>
“新型コロナウイルス”
今回はコロナに巻き込まれた子どもたちのことを考えていきたいと思います。
まずは「感染面」
子どもたちは感染しやすいのです!幼稚園・保育園などの密集度。また、仕方ないことですが、リスクへの低意識から慣れないマスクを外すこともあります。
教室でも公園でも無差別に何でも触りますし、“ソーシャルディスタンス”なんて理解できる小さなお子さんなんてほんのわずかだと思います。
小さなお子さんの行動全てが感染リスクを伴うものなのです!しかしそれを伝えてもなかなか理解させることは難しいことと思います。
子どもの感染リスクが伴う行為に気付くことのできるよう、親が余裕のある精神状態を保つことが重要になってきます。
次に
「家庭内暴力」
今、世界的に大変深刻な問題です!世界各国では“ロックダウン(都市封鎖)”により外出したら罰則が科せられるといった状況も発生しています。
それにより、極端な表現をすれば自宅に“軟禁状態”の父親が過度なストレスから家庭内暴力を起こすといった事件が多数発生しております。
家庭内暴力とは通常2つに分けられます!
親が子どもに振るう“児童虐待”と夫婦間の暴力である“DV(ドメスティック・バイオレンス)”
児童虐待…最近、テレビでも凄惨な事件があったことも記憶に新しいところです。実はコロナの影響で学校が閉鎖されているため、一番気づいてくれるはずの先生たちからの発覚がないのです!
では夫婦間暴力(DV)と子どもの関連性はというと…それは“面前DV”です!どちらかの親が子どもの前で配偶者に暴力を振るったり暴言を吐いたりする行為のことです。
当たり前のことですが、目の前でそのような光景を目の当たりにしたらトラウマになりPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症します。
それだけではなく、親の感情爆発のきっかけにならないように、常にアンテナをはり緊張感を持って生活するようになることで不安を抱え睡眠障害も引き起こします。
また、「親の暴力を止められない」「親が喧嘩するのは自分のせいだ」などと間違った罪悪感まで抱いてしまいます。
そもそもDVを受けている親は自分自身を守ることに必死になり、子供への関心が薄れ養育レベルまで低下するのです。
脳科学では親の怒鳴り声は子どもの脳に悪影響を及ぼすとされています。

そして
「防犯面」
とても残念ですが、社会情勢が悪い時は犯罪が多発します。特に空き巣被害。両親は仕事で留守番は学校休校中の子どもだけ。犯人と子どもが鉢合わせになるという事件が多数報告されています!考えただけでもゾッとします…
他には判断が上手くできない子どもたちをターゲットとしたインターネット犯罪!
原因は学校休校や外出自粛を受けて自宅待機中に動画などの検索や、ネット授業といったインターネットに触れる時間が増えたことです。
いじめ、個人情報の抜き取り、わいせつな画像が出回るなどの性犯罪と様々な事件が実際に起きています!
子どもたちを取り巻く環境は危険でいっぱいです!その子どもたちを守れるのは親を中心とした周りの大人たちです!
そのためにも、まずは大人がしっかりと現実を受け止め、周囲に悪影響を与えない余裕のある精神状態を保つこと!これができないと危険に気付くこともできず、子どもたちは守れません!
自分は今「コロナうつ?」と感じたらまずはご相談ください!

メンタルケアサロン心の翼 筑紫野二日市店
メンタルケアカウンセラー 心家竜一