今、世界中の人々が困っています!
もちろん新型コロナウイルスによるものですが…
今回はそんな状況の中、世界中で深刻な問題になっている
DV(domestic violence)家庭内暴力について考えていきたいと思います。
「亭主元気で留守がいい」
この状況下でこの言葉を使うのが適当なのか分かりませんが、普段仕事で居ないはずのご主人が家にいることで発生する不協和音は確実にあります!
例えば、平日のお昼ごはんの準備!
これがたったご主人一人分増えるだけで主婦からしたら負担、または負担からくるストレスは相当なものです。しかもそれを「ごめんねー、負担増やして〜」と言ってくれればまだ良いのです…
「お昼、なに〜?」
「お昼、まだ〜?」
これには主婦は怒りますよ
!
すると今度は奥様側もストレスを解消できる部分がいつもより限られているので、普段からご主人には何も言わない方もこのコロナ禍ではつい言ってしまう、または態度であらわしてしますのです…
問題はここです!
「お昼、まだ〜?」
なんて言ってるご主人は他人の負担なんて考えず、
「料理はおまえの役目だろ?」
と憤りを覚え…お互いエスカレートして暴力と発展します!
上記の内容はあくまでも一例です。
こんなことで?と思われる方もいるかもしれませんが、こんなことなんです!
こんなことが心底腹立つ状況下なのです!
逆もあります!
収入減を奥様側から指摘され腹を立てるご主人!
多くの男性は収入減への過剰なストレスを抱えています。おそらくそのストレスは奥様以上です。
古臭い表現にはなりますが…
「家族は男が養っていかなければ!」
と男性は潜在的に考えております。
現代ではその感覚が邪魔して、男性の未婚率が上がってきている状況もありますが…
そんな落ち込んでいるときに収入減を指摘される…これは怒ります。当たり前ですが好んで収入が減ったわけではありません!
私は学生時代、勉強していたのに母から
「勉強しなさい!」
と言われて腹を立てた経験があります。
通ずる部分はないですか?

そして奥様同様、今はストレス発散できる環境があまりにも少ないのです。自然と身近に居るかたにそのストレスをぶつけてしますのです!
今、日本のDV増加傾向にあり相談窓口への問い合わせ件数も増えています。
これは世界各国で問題となり…イギリスではDVに関する電話相談が65%増加、フランスも配偶者間での暴力が36%も増加しています。アメリカでも深刻な問題になっています。
ついには国連が「コロナの陰に隠れたDVのパンデミック(世界的大流行)が起きていると警鐘を鳴らしたほどです!
私は相談できないで困っている方々もたくさんいると思います!イヤでもずっと一緒いないといけない環境下で電話相談できるタイミングができるものなのか…
「悪いのはコロナです」
まずは夫婦間でそこの真実を改めて確認してうえで、途中途中の認知の仕方を変えるだけで受けるストレスは全然違ってきます。
認知の仕方を変えれば次は行動となって現れます。まずは考え方ひとつでどうにでも解決・緩和できることもあるということを知っていただきたいです!

メンタルケアサロン心の翼 筑紫野二日市店
メンタルケアカウンセラー 心家竜一